パソコンの基礎(パーツ)

   
CPU(MPU)

メーカー製、ショップブランド製、自作を問わず家庭用パソコンの心臓部(頭脳)の部分になります。CPU(MPU)=プロセッサは主にIntel製(Pentium4、PentiumM、Celeron等)、AMD製(Athlon64、AthlonXP、AthlonXPM等)、
Transmeta製(Crusoe等)、VIA製(Eden-N等)があります。店頭メーカーや直販メーカー、ショップ製はIntel(インテル)、AMD(略称:エーエムディー)、Transmeta(トランスメタ)、VIA(ブイアイエー)のCPUが搭載されています。
   

右にあるのがCPU(プロセッサ)になります。システムボー
ド(マザーボード)に挿してあります。通常はヒートシンク、C
PUクーラーが上にかぶさっていますので見ることはほとん
どありません。ノートパソコンの場合はシステムボード(マ
ザーボード)に埋め込まれているタイプが多いためCPUの
換装(付け替え)はできないものがほとんどです。

IntelCPUAMDCPU

Intel

Pentium Extreme Edition(XE)
(ペンティアムエクストリームエディション)
(LGA775)
新ロゴとともに投入されたIntelの65nmプロセス版デュアルコア「Presler」。そのPrelserを採用した最上位プロセッサ「Pentium Extreme Edition 955」。90nmプロセスのデュアルコアCPU「Smithfield」に比べると、裏面のキャパシタがずいぶんと多くなっている。FSB1,066MHz、実クロック3.46GHz、1次キャッシュはSmithfield(Pentium XE 840)と変わらず16KB×2、2次キャッシュ 2MB×2となっている。Pentium 4 Extereme Editionで1,066MHzへと引き上げたものの、Smithfieldでは800MHzに留められていたが、Preslerで改めて1,066MHz FSBへと引き上げている。CPU自体の動作クロックは、266MHz×13倍で3.46GHz。Intel 975チップセット搭載マザーボードのみ対応。945P/G、955Xでは未サポート。Hyper-Threding。EM64T、XD Bit、仮想化技術のIntel Virtualization Technologyをサポート。詳細記事は「多和田新也のニューアイテム診断室」
Pentium Extreme Edition(XE)
(ペンティアムエクストリームエディション)
(LGA775)
デュアルコアの Pentium プロセッサ エクストリーム・エディションは、ハイパー・スレッディング・テクノロジを搭載し、4つのソフトウェア「スレッド」を同時に処理できる能力を提供します。製品名は「Pentium Extreme Edition 840」。主な仕様は、動作クロック3.20GHz、FSB 800MHz、L2キャッシュ2MB(1MB×2)、コア電圧1.25〜1.388V、サーマルガイドライン130Wとなっている。製造プロセスルールは90nm、パッケージはLGA775、ステッピングはA0。機能としては、Hyper-Threadingテクノロジ、AMD64互換の64bit拡張命令「EM64T」、同社のNX機能「Execute Disable bit」などを搭載。ほか、「This is a dual core processor.」と明記されている。ただし、デュアルコアは本来、CPU自身が各コアの調停機能を持っているが、Pentium XEではチップセット側で調停を行なう仕様となっている。
Pentium D
(ペンティアムディー)

(LGA775)
Intel初のコンシューマ向けデュアルコアプロセッサ「Pentium D」。コードネーム「Smithfield」は1個のプロセッサ上にコアを2つ搭載しています。対応マザーボードはIntel 945/955X/975チップセットとなります。仕様は、動作クロック2.80GHz〜、FSB 800MHz、L2キャッシュ2MB(1MB×2)、NXbit、EM64Tを搭載。大きな特徴としてHyper-Threadingが非搭載ということです。※PentiumD 820(2.8GHz)ではSpeed Stepテクノロジは搭載されていません。2006年3月1日に登場しているPentium D 805版はFSB533MHz、L2キャッシュ2MB(1MB×2)です。
Pentium D
(ペンティアムディー)

(LGA775)
新ロゴとともに2006年1月に投入されたIntelデュアルコアを採用したCPUが5日(木)から出回り始めた。Pentium D 920(2.8GHz)、Pentium D 930(3GHz)、Pentium D 940(3.2GHz)、Pentium D 950(3.4GHz)の4モデル。「Presler」は、製造プロセスを従来の90nmから65nmへ微細化したデュアルコアで、65nmのシングルコア「Cedar Mill」2つをワンパッケージ化したものになっている。2次キャッシュは倍増の計4MB(2MB×2)を搭載する。CPUソケットは従来通りLGA775。ただし、全体の構造はこれまでと同様、単純にシングルコアを2つ載せたものであり、“真のデュアルコア”とは呼べず、「Presler」の次にくる「Conroe」でデスクトップ用のコアが“真のデュアルコア”になる予定だ。一方、ほぼ同時期に店頭に並んだモバイル向け(ノートPC向け)の最新コア「Yonah」を採用した製品は、2つのコアがバスを共有する本来のデュアルコアになっている。FSB 800MHz、L2キャッシュ4MB(2MB×2)、NXbit、EM64Tを搭載。大きな特徴としてHyper-Threadingが非搭載ということです。※PentiumD 920(2.8GHz)ではSpeed Stepテクノロジは搭載されていません。※2006年第2四半期からBIOSアップデートでEISTが有効になり消費電力が下がります。
Pentium4
(ペンティアムフォー:通称ペンフォー=P4)

(ソケット478)
デスクトップパソコン、ノートパソコンに採用され、高性能パソコンの代名詞的なものです。このPentium4は大容量の電気を消費します。2GHzを超えるものは約50W、3GHzを超えるものは約80〜100Wを単体で消費します。Pentium4の中には主に3種類のコアが存在しそれぞれに特徴が違います。現在はプレスコッコアが主流ですがその前はノースウッド、ウィラメットコアが主流でした。ノースウッドコアの場合は2次キャッシュが512KBのものです。プレスコットコアの場合は2次キャッシュが1MBあります。478pinプレスコットコアの製品名はPentium4 2.8EGHzなどと表記されています。Mobile Pentium4Mはデスクトップ版Pentium4の電圧を下げて拡張版 Intel SpeedStep(R) テクノロジを搭載しバッテリーの寿命を延ばす技術が使われています。ただ、市場ではPentium Mが主力でMobile Pentium4Mはほとんど見かけません。
Pentium4
(ペンティアムフォー:通称ペンフォー=P4)5xx

(LGA775)
LGA775版Pentium4が2004年5月より登場。当初の性能はソケット478版との遜色はありませんが6xxシリーズが登場し性能が若干向上しています。なお、LGA775版よりクロック周波数表示ではなくAMDが採用しているモデルナンバーを採用しています。基本性能はプレスコット版Pentium4でFSB800MHz、2次キャッシュ1MB(5xxシリーズ)/2MB(6xxシリーズ)、HTテクノロジ対応、SSE3対応となっています。Socket478版Pentium4チップセットには対応せずIntel915、925、945、955、975シリーズに対応しています。またAGPの次世代規格 PCI Express x16を搭載した製品とのセットになります。2005年11月現在、Pentium4 570J(3.8GHz)版が最上位製品となります。なお、5x1シリーズはEM64T、XDbitを搭載しているモデルになります。
Pentium4
(ペンティアムフォー:通称ペンフォー=P4)6xx

(LGA775)
LGA775版Pentium4が2004年5月より登場し、2005年2月より発売されたPentium4 6xxシリーズはPentium4 5xxシリーズよりも強化した製品です。5xxシリーズとコアは同じプレスコットを採用しEM64T(64bitOS対応)、拡張版Speed Stepテクノロジを搭載し省電力機能(3GHz→2.8GHz動作 ※2.8GHz以下に落ちることはありません。2.8GHzが最小値になります)に特化。さらに2次キャッシュを今までの1MBから2MBに強化し、セキュリティ機能を高めたXDbitを搭載しています。負荷に応じた最適な処理が行われるCPUに進化しています。対応マザーボードはIntel 915/925/945/955/975シリーズ搭載チップセット及びその互換があるVIA、SIS、nVIDIA、ATIの各シリーズに対応しています。 ※状況に応じてBIOSアップデートをする必要があります。 ※Windows XP SP1ではXDbit、Speed Stepテクノロジは使用できません。Windows XP SP2のみでしか機能が使えないものがあります。2005年7月にはPentium4 5x1シリーズが登場し以前の5xxにEM64T対応となった新しいPentium4がリリースされています。※Pentium4 620(2.8GHz)ではSpeed Stepテクノロジは搭載されていません。2006年2月より投入された65nm版インテルPentium4 6x1シリーズはFSB800MHz、2次キャッシュ 2MBとなっています。
Pentium 4 Extreme Edition
(ペンティアムフォーエクストリームエディション)

(LGA775)
現在、Pentium4シリーズの中で最強といわれるのがPentium4XEです。2003年11月に登場しました。ショップやメーカーによりPentium4EEと表記されることもあります。最新のPentium4XEはクロック周波数3.73GHzを誇りFSB1066MHz、LGA775と高性能な仕様です。詳しい記事はhttp://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0411/02/news004.html(IT Media)で紹介されている通りです。従来のPentium4チップセットには対応せずIntel925XEシリーズに対応しています。またAGPの次世代規格 PCI Express x16を搭載した製品とのセットになります。*これは3.46GHz版以降のもので、従来のPentium4XE 3.4GHz版以前はIntel865チップセット及びIntel910,915,925チップセット対応となります。LGA775版とソケット478版の2種類があるので注意が必要です。2005年2月に登場したプレスコットコア採用のPentium4XE 3.73GHzはFSB1066MB、2次キャッシュを2MBに増強し3次キャッシュが廃止されました。
Celeron
(セレロン:通称セレ=Cel)
(ソケット478)
Intel社CPUでPentium4の高性能な技術を使用しつつ、コストパフォーマンスを追及した製品になります。一般用途(ビジネスアプリ[Office2000、XP、2003等]、デジタルカメラ編集、年賀状作成、DVDビデオなどの動画再生、2D、ひと昔前の軽い3Dゲーム、インターネット、メール等)ではPentium4と遜色なく動作します。Pentium4との最大の違いは動画のエンコード処理、処理の重たい3Dゲ−ム、CAD等の高負荷処理を行う場合にはCeleronでは満足に動作しないことです。ただし、3DゲームやCADなどはビデオカードの能力も大きく影響されるためCeleronが問題とは言い切れません。CeleronMはPentiumMの兼価版になります。性能は従来のCeleronよりも良く省電力機能を更に強化した製品になっています。
Celeron D
(セレロンディー:通称セレD=Cel)
(ソケット478とLGA775版の2種あり)
CeleronCPUの進化系CPUです。2004年6月より出荷が始まったCeleronDはFSB533MHz、2次キャッシュ256kと大幅に増強されPentium4と遜色ない機能が盛り込まれています。今回からモデルナンバーに移行しています。Socket478版とLGA775版があります。XDbitが最初に搭載されたのがCeleronDです。語尾にJが付く製品がXDbitを搭載しています。
Celeron D
(セレロンディー:通称セレD=Cel)
(LGA775)
Celeron D 351(3.2GHz)、346、341、336、331、326は90ナノメートルプロセスで製造され、256Kバイトの2次キャッシュ、533MHzのシステムバスを搭載。処理速度は3.2GHzでExecute Disable Bit(XDbit)をサポート。EM64Tを搭載し64bitOS、アプリケーションを動作させることが可能。Intel910、915、925、945チップセットマザーボードに対応。※64bitOSに対応しているかはIntel公式HP参照のこと。
Core Duo
(コア・デュオ)
(ソケット479)
インテル新ロゴとともに登場したモバイル向けCPUで初のデュアルコア採用製品となるIntelの「Core Duo」。プロセッサ・ナンバ「T2300」(1.66GHz)、「T2400」(1.83GHz)、「T2500」(2GHz)、いずれも2次キャッシュ容量は2MBで、2つのコアが共有するタイプとなっている。「Yonah」の開発コード名で呼ばれていた最新のモバイル向けCPUであるCore DuoとCore Soloは、対応チップセットの「Intel 945GM Express」「Intel 945PM Express」と、IEEE 802.11a/b/g準拠ワイヤレスLAN「Intel PRO/Wireless 3945ABG Network Connection」とで、同社のモバイル向けテクノロジ「Centrino Mobile Technology」の最新モデルを構成する。従来のPentium Mと比較すると、製造プロセスが90nmから65nmに進み、FSBも533MHzから667MHzへ向上したといった特徴があるが、やはり注目はCore Duoが採用するデュアルコアパッケージだろう。Core Duoの登場によって、従来はデスクトップPCでしか利用できなかったマルチタスク環境が静音PCやノートPCなどでも利用可能になるわけだ。なお、Core Soloはシングルコア構成となっている。ちなみにCentrinoの名称は、Core Soloとのセットでは従来どおり「Centrino Mobile Technology」だが、Core Duoとのセットになると「Centrino Duo Mobile Technology」と変化する。記事はこちら 2006年3月2日にCore Duo最上位T2600を発売。スペックは製造プロセス65nm、デュアルコア、動作クロック2.16GHz、FSB 667MHz、2次キャッシュ2MB、動作電圧が最大1.3V(低クロックで動作するバッテリ最適化モード時は0.95V)。すべてSocket479。
Core 2 Duo
(コアツーデュオ)
(LGA775)

Core 2 Extreme
(コアツーエクストリーム)

(LGA775)
Core 2 Duoは、「Conroe」チップベースのデスクトップチップと、「Merom」チップベースのノートPCチップに使用。Meromプロセッサの方がConroeチップより消費電力が少ないことを除き、両チップに違いはほとんどない。ゲーマー向け高性能プロセッサの名称は「Core 2 Extreme」。65ナノメートルプロセスで製造。業界最大の統合キャッシュとなる「Intel Advanced Smart Cache」を備え、セキュリティ、仮想化、管理機能をプロセッサに組み込む。IntelではモバイルプラットフォームのCentrino Duo、家庭内エンターテインメント用のViiv、企業向けのvProにもCore 2 Duoを組み込んで提供。Core 2 Duoの仕様はシステムバス(FSB)周波数 1066MHz、省電力機能“拡張版インテル SpeedStepテクノロジー”対応、64bit拡張命令“インテル エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジー(EM64T)”対応、ハードウェア仮想化技術“インテル バーチャライゼーション・テクノロジー”対応、データ実行防止機能“XDビット”対応、Intel Core 2 Extreme プロセッサー X6800(2.93GHz L2 4MB TDP75W)、Intel Core 2 Duo プロセッサー E6700(2.67GHz L2 4MB TDP65W)、Intel Core 2 Duo プロセッサー E6600(2.40GHz L2 4MB TDP65W)、Intel Core 2 Duo プロセッサー E6400(2.13GHz L2 2MB TDP64W)、Intel Core 2 Duo プロセッサー E6300(1.86GHz L2 2MB TDP65W) すべてLGA775、2007年4月にはE6320(1.8GHz L2 4MB TDP65W)、6420(2GHz L2 4MB TDP65W)が登場。
Core 2 Duo
(コアツーデュオ)
(LGA775)

Core 2 Extreme
(コアツーエクストリーム)

(LGA775)
45nmプロセスで製造される第二世代のCore 2 Duo(コードネームはPenryn(ペンリャン/ペンリン))。TDPはConroeと変わらず65W。2次キャッシュの増量(4MB→6MB)が行われている。対応マザーボードはConroe (FSB1333MHz)と同じ。初期の製品にはコアの温度計測を正常に行なえないものがあった。型番はE8x00となる。また、モバイル用途にはT8x00(2次キャッシュ3MB)とT9x00(2次キャッシュ6MB)が存在する。
Core 2 Duo
(コアツーデュオ)
(LGA775)
第1.5世代のCore 2 Duo。主な仕様は、FSBが1066MHzから1333MHzへ変更された点と2次キャッシュが4MBに統一。新チップセットに対応した点でマイナーバージョンアップとなっている。
第1.5世代はE6x50という型番で統一されている。
Core 2 Extreme Quad Core
(コアツーエクストリームクアッド)
(LGA775)
Kentsfield(ケンツフィールド)の開発コードネームで呼ばれたクアッドコアCPUの「Core 2 Extreme QX6700」はCore 2 Duoのコアが2つ搭載されている製品。Core 2 Extreme QX6700の周波数は2.66GHzとデュアルコアのCore 2 Extreme X6800よりやや低い。FSBは1,066MHz、L2キャッシュは4MB×2、TDPは130W。すべてLGA775。
Pentium M
(ペンティアムエム:通称セントリーノ)
(ソケット479)
モバイルノート等に多く採用されている製品です。この製品は独自の省電力機構を備えMobile Pentium4、Mobile Celeronよりも格段に消費電力制御のうまいプロセッサです。使用するアプリケーションによってはクロック周波数の高いMobile Pentium4Mよりも優れたパフォーマンスを発揮します。PentiumMは旧コア版(バニアス)と新コア版(ドタン)がありドタンコアはモデルナンバーで記載されています。現在のPentiumMは2次キャッシュが2MB、FSBが400から533MHzと増強され9xxチップセット対応となります。また、セントリーノは無線LAN等をすべて含んだ総称となります。
Celeron M
(セレロンエム:通称セレ=Cel)

(ソケット479)
モバイルノート等に多く採用されている製品です。この製品は独自の省電力機構を備えMobile PentiumMの技術を備え使用するアプリケーションによっては優れたパフォーマンスを発揮します。性能は2次キャッシュが512KBとPentium Mの2次キャッシュ2MBには劣りますが従来のMobile Celeronよりもパフォーマンスの向上が見られます。チップセットはPentium Mと同じ855GMEチップセットとなります。新Celeron Mでは2次キャッシュが1MBと増強され旧世代のPentiumMと同格になっています。Celeron MにはSpeed Stepテクノロジは搭載されていません。

AMD

Phenom FX
(フェノムエフエックス)

(Socket ?)
Phenomのラインアップは3つある。性能が高い順に「Phenom FX」「Phenom X4」「Phenom X2」。Phenom FXとPhenom X4はCPUコアを4つ持つクアッドコアCPUで、Phenom X2はCPUコアを2つ持つデュアルコアCPUとなる。Phenomというブランド名の由来は「驚くべき、驚異的な」という意味を持つ英単語「phenomenal」を語源としている。
 共通の特徴として、従来64ビットだった浮動小数点ユニットを128ビットに強化したほか、共有型の3次キャッシュを備える。Athlon 64 FXの後継
Phenom X4
(フェノムエックスフォー)

(Socket AM2+)
Athlon 64 Quadの後継。
Phenom X2
(フェノムエックスツー)

(Socket AM2+)
Athlon 64 X2の後継。
Athlon X2
(アスロンエックスツー)
(Socket AM2)
Athlon 64 X2の後継。
Athlon 64 FX Quad FX
(アスロンロクヨンエフエックス クアッドエフエックス)
(Socket F)
開発コードである「4x4(フォー・バイ・フォー)」は、デュアルコアCPUのデュアルプロセッサ構成による4個のCPUコアと、デュアルGPUビデオカード2枚による4個のGPUを利用することにちなんだものだった。だが、最終的には4 GPUを搭載しておらずとも、規定のCPUとチップセットを利用していれば、Quad FXを名乗れることになった模様。nForce 680a SLIチップセットのみで動作するAMD最上位CPUのひとつ。ラインナップにはFX-70(2.6GHz)、FX-72(2.8GHz)、FX-74(3.0GHz)でL1データキャッシュ64KB×2、L2データキャッシュ 1MB×2、動作電圧1.35〜1.40V、T.case(Max)55〜63度(FX-74のみ56度)、TDP125Wとなっている。このCPUに対応するメモリはDDR2 800/677/533/400 Unbuffered DIMMとなっている。
Athlon 64 FX
(アスロンロクヨンエフエックス)
(Socket AM2)
Athlon 64 FXの新ソケット版。デュアルコアCPUで64bit対応。DDR2メモリー(DDR2-400/533/667/800)に対応し、より高速なメモリーによるパフォーマンス向上を実現している。ハードウェアによる仮想マシン支援機能“AMD Virtualization”にも対応。FX-62(2.8GHz)で2次キャッシュが1MB×2.TDP125W。
Athlon 64 FX
(アスロンロクヨンエフエックス)
(ソケット939)
Athlon 64 FX初のデュアルコア版。FX-60は、2.6GHz動作のコアを2つ搭載し、2次キャッシュを各コア毎に1MBを内蔵。スペックのベースとなっているのはAthlon 64 X2 4800+で、動作クロックが2.4GHzから2.6GHzへ向上している。TDP値は同じ110W。
Athlon 64 FX
(アスロンロクヨンエフエックス)
(ソケット939)
AMD Athlonシリーズでもっとも高性能の部類に入るCPUです。Pentiumエクストリームエディションと遜色ないすばらしい性能を発揮します。2次キャッシュが1MBとAthlon64の512kよりも高めに搭載されています。また、FSBも1GHzと強化されています。*旧製品の場合はFSB800となります。
Athlon 64 X2
(アスロンロクヨンエックスツー)
(Socket AM2)
Athlon 64 X2の新ソケット版。デュアルコアCPUで64bit対応。DDR2メモリー(DDR2-400/533/667/800)に対応し、より高速なメモリーによるパフォーマンス向上を実現している。ハードウェアによる仮想マシン支援機能“AMD Virtualization”にも対応。Athlon 64 X2 5000+(2.6GHz L2 512KB×2 TDP89W)/4800+(2.4GHz L2 1MB×2 TDP89W/65W)/4600+(2.4GHz L2 512KB×2 TDP89W/65W)/4400+(2.2GHz L2 1MB×2 TDP89W/65W)/4200+(2.2GHz L2 512KB×2 TDP89W/65W)/4000+(2.0GHz L2 1MB×2 TDP89W/65W)/3800+(2.0GHz L2 512KB×2 TDP89W/65W/35W)とラインナップされている。
Athlon 64 X2
(アスロンロクヨンエックスツー
(ソケット939)
AMD Athlonシリーズでもっとも高性能の部類に入るCPUです。ライバルのPentium Dよりも発熱や消費電力では上回りなおかつパフォーマンスにすぐれています。2次キャッシュが1MB*2とAthlon64シリーズ初のデュアルコアCPUでFSB1GHzとなっています。モデルナンバーは3800+〜4800+となります。
Athlon 64
(アスロンロクヨン)
(Socket AM2)
Athlon 64 の新ソケット版。シングルCPUで64bit対応。DDR2メモリー(DDR2-400/533/667/800)に対応。Athlon 64 3800+(2.4GHz L2 512KB TDP62W)/3500+(2.2GHz L2 512KB TDP62W/35W)の2種類がラインナップ。
Athlon 64
(アスロンロクヨン)
(ソケット939)
AMD Athlon64 754pin版から939pin版に変わり更に性能向上。Pentium4エクストリームエディションと遜色ないすばらしい性能を発揮します。2次キャッシュ1MB、FSB1GHzと強化されています。コストパフォーマンスはPentium4と遜色なくオフィスアプリケーションやゲーム等に最適です。ただ、マルチタスクに関してはPentium4が若干上です。
Athlon 64
(アスロンロクヨン)
(ソケット754)
家庭用パーソナルコンピュータにいち早く64bit環境を提供したCPU(プロセッサ)になります。AthlonXPやIntel社製CPUが32bitCPUに対してAthlon64は64bitCPUになります。Intel社製Penium4よりも若干性能が上です。現在、新コアと旧コアが混在している状況で同表記(例:Athlon64 3400+)で3種類がある状況になっています。新コアと旧コアの大きく異なる点はPentium4と同様にキャッシュ容量の増加点になります。キャッシュ増量によりさらに高速化、性能UPしています。現在のモデルナンバーの最上位機種は4000+です。 ※939版もあるので注意が必要です(2005/3/12現在)
Turion 64 X2
(トゥリオンエックスツー)
(Socket S1)
Turion 64 X2は、Turion 64のコアを拡張して、CPUコアと2次キャッシュメモリーをそれぞれ2基備えるデュアルコアCPU。ウイルスプログラムの侵入を防ぐ“Enhanced Virus Protection”、省電力機能“PowerNow! テクノロジー”、ハードウェア仮想化技術“AMD Virtualization”、3Dグラフィックス性能を改善する“AMD Digital Media Xpress”を搭載。DDR2-400/533/677(PC2-3200/4200/4300/5300)のメモリーに対応。90nmプロセスで製造され、内蔵するキャッシュメモリーは1次キャッシュが各コアごとに128KB(計256KB)、2次キャッシュは同じく512KBまたは256KB(計1MB〜512KB)。システムバスインターフェースは1.6GHzのHyperTransportバス。パッケージ形状は638ピンのマイクロPGAで、対応ソケットは“Socket S1”。TDP(熱設計時消費電力)は31〜35W。今までのSocket 754よりも性能が向上。TL-60(2.0GHz L2 512KB×2 TDP35W)、TL-56(1.8GHz L2 512KB×2 TDP33W)、TL-52(1.6GHz L2 512KB×2 TDP31W)、TL-50(1.6GHz L2 256KB×2 TDP31W)
Turion 64
(トゥリオン)
(ソケット754)

モバイル向け製品が2005年3月より搭載されたのがTurionモバイルテクノロジです。90nm SOI(Silicon-on-insulator)プロセスルールで製造され、SSE3拡張命令を新たにサポート。また、64bit OSをサポートするAMD64や、Windows XP SP2で有効になるNX機能「Enhanced Virus Protection」、省電力機能「PowerNow!」を搭載しています。モデルナンバーは新たな表記を採用。アルファベット2文字がCPUのクラス分けを表し、TDP(熱設計消費電力)35Wのモデルが「ML」、25Wのモデルが「MT」。2桁の数字はパフォーマンスを示すものになっています。AMD Turion 64モバイル・テクノロジ モデルML-37、ML-34、ML-32、ML-30、MT-34、MT-32、MT-30が現在リリースされています。

Sempron
(センプロン)
(ソケットAとソケット754版の2種あり)
3100+以上はSocket754版、2800+以下はSocketA版。実質Duronの後継モデルとなります。性能はPentium4と同等レベルを発揮します。新しいCPUなのでマザーボードの対応に注意が必要です。
Sempron
(センプロン)
(ソケット754)
仕様は、90nm SOIプロセス、Socket 754、拡張ウイルス防止機能搭載、デュアルチャネルメモリ非対応。 64bit対応版もあります。ライバルのCeleron Dよりも一部のベンチマークテストではよい結果が出ています。
Sempron
(センプロン)
(ソケット939)

AMDのバリューPC向けCPUのSempronは、これまでSocket 754版のみが発売されており、Socket 939版は今回が初となる。Socket 939版Sempronの詳細なスペックは3400+(クロック2GHz)、2次キャッシュ128KBとなっているという。CPUの表面に刻印されているOPNは「SDA3400DIO2BW」。ちなみに、Socket 754版Sempron 3400+のスペックはクロック2GHz、2次キャッシュ256KBで、2次キャッシュ容量が異なるので注意。

Sempron
(センプロン)
(Socket AM2)
Sempron の新ソケット版。Socket939から進化したシングルCPUで64bit対応。DDR2メモリー(DDR2-400/533/667)に対応。Sempron 3600+(2.0GHz L2 256KB TDP62W)/3500+(2.0GHz L2 128KB TDP62W/35W)/3400+(1.8GHz L2 256KB TDP62W/35W)/3200+(1.8GHz L2 128KB TDP62W/35W)/3000+(1.6GHz L2 256KB TDP62W/35W)のラインナップとなっている。
Athlon XP
(アスロンエックスピー)

(ソケットA)
Intel社製Pentium4プロセッサのライバル製品となるのがAthlonXPプロセッサとなります。AthlonXPはすでに1世代前のプロセッサとなりましたが現在でも多くのメーカー製、ショップブランド製を問わず採用されている製品です。ビジネスアプリケーション、3DゲームはPentium4よりも若干快適に動作してくれるのが大きなポイントになります。
Duron (デュロン)
(ソケットA)
1世代前に人気を誇ったCPUです。Athlonの兼価版になります。現在は1.6GHzが主流になります。1.4GHz以降はコアが変わり性能も向上しています。メーカー製で採用はされていないですが安価にPCを作るならコレでしょう。Office(オフィス)アプリケーションやインターネット、メールは快適に行えます。現在はSempronが後継CPUになりました。
VIA  C7 (シーセブン) 90nm SOIプロセスで製造されるC7は、FSB 800MHz(最大)やSSE2/SSE3を新たにサポートしたCPU。動作クロックは2GHzまで対応し、最大消費電力は2GHzの場合が20W、1.5GHzの場合が12Wになるという。そのほか、Windows XP SP2のデータ実行防止機能を有効にするNX技術をサポートしている。「EPIA EN15000」(CPUクロック1.5GHz/ファン搭載)、「EPIA EN12000E」(1.2GHz/ファンレス)、「EPIA CN13000」(1.3GHz/ファン搭載)、「EPIA CN10000E」(1GHz、ファンレス)
   
   
電圧、電力に関するCPU(TDP)表
WPC ARENA(パソコン購入情報)
P4XE 3.46GHz VS 570J VS 560 VS Athlon 64 FX-55 VS A64 4000+(PC Watch 多和田新也ニューアイテム診断室より)
   
 システムボード(マザーボード=M/B)

マザーボードはCPUメーカーと同一チップセットを使っているものが安定性があります。しかしながらAMDのように自社でチップセットを作っていないメーカーでも最近は安定しています。メーカー製、ショップブランド製、自作パソコンのチップセットは同じものでシステムボードを製造するメーカーが違います。
   
マザーボード(システムボード)とはパソコンの中心基盤になります。これにCPU、メモリ、ビデオカード(オプション)、HDD(ケーブルを介して接続)、光学ドライブ、磁気ドライブ(ケーブルを介して接続)を搭載することでパソコンとしての動作が可能になります。マザーボードにはチップセットというLSIがありこれによってCPU、メモリが制限されます。このチップセットにより将来のアップグレードが決まってしまいます。

Intel
PentiumXE/
Core 2 Duo/
Core Duo/
Pentium M/
Pentium D/
Pentium4/
Celeron/
Celeron D用

ソケット形状
(LGA775/ソケット478)

チップセット

説明

Intel P35 CPUはLGA775版のみ、DDR3/DDR2に対応。FSB1333/1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。※Core 2 Duo、Quad Core対応
Intel G33 CPUはLGA775版のみ、DDR3/DDR2に対応。FSB1333/1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。※Core 2 Duo、Quad Core対応
Intel 975X Express CPUはLGA775版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。※Pentium XE 940、Core 2 Duo対応
Intel P965 Express CPUはLGA775版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。※Pentium XE 940、Core 2 Duo対応
Intel 955X Express CPUはLGA775版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。※Pentium XE 840に唯一対応
Intel 946PL Express PUはLGA775版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。※Pentium XE 940、Core 2 Duo対応
Intel 946GZ Express PUはLGA775版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。※Pentium XE 940、Core 2 Duo対応。オンボードビデオ(GMA3000 DirectX9.0対応 最大128MB 3Dグラフィックス対応)を搭載。
Intel 945GT CPUはSocket479版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。モバイルCPU専用マザ−ボード
Intel 945P Express CPUはLGA775版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
Intel 945G Express CPUはLGA775版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。オンボードビデオ(GMA950 DirectX9.0対応 最大128MB 3Dグラフィックス対応)を搭載。
Intel 925XE CPUはLGA775版のみ、DDRII533に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
Intel 925X CPUはLGA775版のみ、DDRII533に対応。FSB800/533MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
Intel 915P CPUはLGA775版のみ、DDRII533に対応。DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB800/533MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
Intel 915G CPUはLGA775版のみ、DDRII533に対応。DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB800/533MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。オンボードビデオ(GMA900 DirectX9.0対応 3Dグラフィックス対応)を搭載。
Intel 915GV CPUはLGA775版のみ、DDRII533に対応。DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB800/533MHzCPUに対応、デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。オンボードビデオ(3Dグラフィックス対応)を搭載。
Intel 910GL CPUはLGA775/FCPGA478に対応、DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB800/533MHzCPUに対応、デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大2GB搭載可能。オンボードビデオ(3Dグラフィックス対応)を搭載。
Intel 875P CPUはSocket478のみ。DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB800/533MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。
Intel 865PE CPUはSocket478のみ。DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB800/533/400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。
Intel 865G CPUはSocket478のみ。DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB800/533/400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。オンボードビデオ(3Dグラフィック対応)を搭載。Intel845GEチップセットの後継モデルになります。メモリ最大4GB搭載可能。メーカー製パソコンはこのチップセットが多く搭載されています。
Intel 865GV CPUはSocket478のみ。DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB800/533/400MHzCPUに対応、デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。オンボードビデオ(3Dグラフィック対応)を搭載。Intel845GVチップセットの後継モデルになります。メモリ最大4GB搭載可能。メーカー製パソコンはこのチップセットが多く搭載されています。
Intel 865P CPUはSocket478のみ。DDR333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB搭載可能。
Intel 848P CPUはSocket478のみ。DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB800/533/400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。シングルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大2GB搭載可能。
Intel 845PE CPUはSocket478のみ。DDR333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、AGP4xに対応。シングルチャンネルメモリ、UATA100に対応。メモリ最大2GB搭載可能。マザーボードメーカーによってはFSB800のPentium4を搭載できたりOC出来るものもあります。ただし、メーカー製パソコンでは出来ません。
Intel 845GE CPUはSocket478のみ。DDR333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、AGP4xに対応。シングルチャンネルメモリ、UATA100に対応、オンボードビデオ(3Dグラフィック対応)搭載、メモリ最大2GB搭載可能。
Intel 845GV CPUはSocket478のみ。DDR333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、シングルチャンネルメモリ、UATA100に対応。メモリ最大2GB搭載可能。AGPスロットが搭載されていません。メーカー製パソコン、ショップブランドパソコンに多く採用されています。
Intel 845E CPUはSocket478のみ。DDR266(PC2100)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、AGP4xに対応。シングルチャンネルメモリ、UATA100に対応。メモリ最大2GB搭載可能。
Intel 845G CPUはSocket478のみ。DDR266(PC2100)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、AGP4xに対応。シングルチャンネルメモリ、UATA100に対応。メモリ最大2GB搭載可能。845Eに、オンボードビデオを追加したチップセットになります。昔のレビュー(記事)をみるとGeForce2MX程度の性能があるといわれていますが実際はそこまで性能がいいわけではありません。ただし、3Dゲームは出来ます。
Intel 845GL CPUはSocket478のみ。DDR266(PC2100)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、シングルチャンネルメモリ、UATA100に対応。メモリ最大2GB搭載可能。845Eに、オンボードビデオを追加したチップセットになります。AGPスロットがないのでAGPビデオカードの増設は出来ません。PCIビデオカードの増設が可能です。
その他のIntelチップセット 現行のチップセット製品の詳細、旧チップセット製品の詳細はこちらをご覧ください。
SiS 661FX CPUはSocket478のみ。DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB800/533/400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。オンボードビデオ(3Dグラフィック対応)を搭載。SiS651チップセットの後継モデルになります。
SiS 651 CPUはSocket478のみ。DDR333(PC2700)/266(PC2100)/200orPC133/100 SDRAMに対応、FSB533/400MHzCPUに対応、AGP4xに対応。シングルチャンネルメモリ、UATA100に対応、オンボードビデオ(3Dグラフィック対応)搭載、メモリ最大3GB搭載可能。多くのメーカー製パソコンに採用されています。
その他のSiSチップセット 現行のチップセット製品の詳細、旧チップセット製品の詳細はこちらをご覧ください。
VIA PT800/VT8237 CPUはSocket478/LGA775。DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB800/533/400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。
VIA P4X400 CPUはSocket478のみ。DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB533/400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。ATA133対応。
その他のVIAチップセット 現行のチップセット製品の詳細、旧チップセット製品の詳細はこちらをご覧ください。
nForce 680i SLI CPUはLGA775版のみ。DDRII800/667/533に対応。FSB1333MHz Intel Core2 Quad/Core 2 Extreme/Core 2 Duoに対応、PCI Express x16×2 nVIDIA SLIに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
NVIDIA nForce4 SLI Intel Edition CPUはLGA775版のみ、DDRII400/533/667に対応。FSB1066/800MHzCPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大16GB搭載可能。RAID構成はRAID0/1/0+1/5 AGPスロットは無い仕様。

AMD
Athlon64FX/
Athlon64X2/
Athlon64/
AthlonXP/
Sempron/
Duron用

ソケット形状
(ソケット939/754/ソケットA)

チップセット

説明

VIA K8M890CE / VIA VT8237 CPUはAM2版のみ。DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×1。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。オンボードビデオ(S3 DeltaChrome DirectX9.0対応3Dグラフィックス対応)を搭載。
VIA K8T800Pro / VIA VT8237 DDR400(PC3200)に対応、Athlon64FX/Athlon64CPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATAに対応。メモリ最大4GB対応。Hyper Transport対応
VIA K8T800/VIA VT8237 DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、Athlon64CPUに対応、AGP4x、8xに対応。SATAに対応。メモリ最大3GB対応。Hyper Transport対応
VIA K8T800/VIA VT8237 DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、Athlon64CPUに対応、AGP4x、8xに対応。SATAに対応。メモリ最大3GB対応。Hyper Transport対応
VIA KT600 / VT8237 DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。メモリ最大3GB搭載可能。800 MHz Hyper Transport
VIA KM400 / VT8235 DDR333(PC2700)に対応、FSB333MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。メモリ最大2GB搭載可能。
VIA KT400A / VT8235 DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、FSB333MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。メモリ最大3GB搭載可能。
その他のVIAチップセット 現行のチップセット製品の詳細、旧チップセット製品の詳細はこちらをご覧ください。
GeForce 7050 SE+nForce 630a CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応、PCI Express x16×2 nVIDIA SLIに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。
GeForce 7050 +nForce 630a CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応、PCI Express x16×2 nVIDIA SLIに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。
GeForce 7025+nForce 630a CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応、PCI Express x16×2 nVIDIA SLIに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。
nForce 680a SLI CPUはF版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000MHz Athlon64FX Quadに対応、PCI Express x16×4 nVIDIA SLIに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
nForce590 SLI CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応、PCI Express x16×2 nVIDIA SLIに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
nForce570 SLI CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×2 nVIDIA SLIに対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
nForce570 Ultra CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×1。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
nForce550 CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×1。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
GeForce 6150 CPUはAM2版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×1。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。オンボードビデオ(GeForce6150 DirectX9.0対応3Dグラフィックス対応)を搭載。
GeForce 6100 CPUはAM2版のみ、DDRII667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×1。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。オンボードビデオ(GeForce6100 DirectX9.0対応3Dグラフィックス対応)を搭載。
nForce4 SLI DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、Athlon64、Athlon64 X2CPUに対応、PCI Express x16に対応。ビデオカード2枚挿しOK。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。別途ビデオカード必須。
nForce4 Ultra DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、Athlon64CPUに対応、PCI Express x16に対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。別途ビデオカード必須。
nVIDIA nForce3 250 Gb DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、Athlon64CPUに対応、AGP4x、8xに対応。SATAに対応。メモリ最大3GB対応。別途ビデオカード必須。
nVIDIA nForce2 Ultra 400 SPP/MCP2-T DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)に対応、FSB400MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。デュアルチャンネルメモリ。メモリ最大3GB搭載可能。
SiS 746FX / 963L DDR400(PC3200)/333(PC2700)/266(PC2100)/200に対応、FSB333MHzCPUに対応、AGP4x、8xに対応。メモリ最大3GB搭載可能。
その他のSiSチップセット  現行のチップセット製品の詳細、旧チップセット製品の詳細はこちらをご覧ください。
ATI CrossFire Xpress 3200 / SB600 CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×2 ATI CrossFire対応。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
ATI RADEON Xpress 1150(RS485) / SB600 CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×1 デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。オンボードビデオ(RADEON X300SE相当のRS485 DirectX9.0対応 3Dグラフィックス対応)を搭載。
ATI CrossFire Xpress 3200

CrossFire Xpress 3200は既存のRadeon Xpress 200 CrossFireの上位モデルにあたるAMD製CPU向けチップセットで、CrossFire動作時に2基のPCI Express x16スロットが両方とも帯域幅16レーンで動作するようになったのが主な特徴。サウスブリッジにはULi M1575を採用している。
DDR400(PC3200)/333(PC2700)に対応、Athlon64、Athlon64 X2CPUに対応、PCI Express x16×2 ATI CrossFire対応。ATI製CrossFire対応ビデオカード2枚挿しOK。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大8GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。別途ビデオカード必須。

ULi M1697 CPUはAM2版のみ、DDRII800/667/533に対応。FSB1000/800MHz Athlon64FX、Athlon64 X2、Athlon64、SempronCPUに対応CPUに対応、PCI Express x16×1。デュアルチャンネルメモリ、SATA/SATA2に対応。メモリ最大4GB搭載可能。AGPスロットは無い仕様。
   
 メモリ(RAM)
CPU、システムボード、メモリは非常に重要な部類になります。メモリ(メモリー)の役割はその名の通り記憶する系統になります。しかしながら実際の効果としてアプリケーションを大量に動作させる場合やグラフィック処理等の高負荷処理を行った際に威力を発揮します。
   
現在、メモリ(メモリー)市場における主流はDDR-SDRAMと呼ばれる規格です。Intel社製CPU、AMD社製CPUの両方がこの規格に対応しています。DDR-SDRAM規格にはPC3200やPC2700などの数種の細かい規格がありシステムボード(マザーボード)によって搭載できる規格が変わってきます。デュアルチャンネルと呼ばれる機能が搭載されている場合はメモリの容量(128MBや256MB、512MB、1GB等)をあわせる必要があります。また、相性問題でシステムボード等が動作しなくなる場合もあるのでメモリ増設の際は要注意です。

写真はDDR-SDRAMです。

DDR-SDRAM

名称

説明

PC1600
(DDR200)
旧規格のメモリになります。実クロック数は200MHzです。Intel、AMD、VIA等のプロセッサを搭載したシステムボードで動作します。流通量が非常に少ない製品です。
PC2100
(DDR266)
実クロック数は266MHzです。Intel、AMD、VIA等のプロセッサを搭載したシステムボードで動作します。Intel社製CPU Celeron FSB400MHz版プロセッサはDDR266メモリが最適に動作します。非常に流通量の多い製品です。ノートパソコン用はPC2100 SO-DIMMと表示されたものです。*FSB800MHz版Pentium4を搭載する場合は266MHz動作となります。(FSB800版は200*Xと計算するため)
PC2700
(DDR333)
実クロック数は333MHzです。Intel、AMD、VIA等のプロセッサを搭載したシステムボードで動作します。AMD社製CPU AthlonXP FSB333MHz版、Intel社製CPU Pentium4 FSB533MHz版ではこのメモリが最適に動作します。ノートパソコン用はPC2700 SO-DIMMと表示されたものです。*FSB800MHz版Pentium4を搭載する場合は320MHz動作となります。(FSB533版は133*X、FSB800版は200*X)
PC3200
(DDR400)
実クロック数は400MHzです。Intel、AMD、VIA等のプロセッサを搭載したシステムボードで動作します。DDR400以降のメモリは相性の問題が多くシステムボードの相性によっては動作しない場合もあります。また、デュアルチャンネル対応システムボード(マザーボード)でデュアルチャンネル動作をしたい場合は同一メーカー製造のものを2枚使うことで相性問題を減らすことが出来ます。AMD社製CPU AthlonXP FSB400MHz版やAthlon64、Intel社製CPU Pentium4 FSB800MHz版ではこのメモリが最適に動作します。ノートパソコン用はPC3200 SO-DIMMになります。
PC4200/4300
(DDR2 533)
実クロックは533MHzになります。ビデオカードにはいち早く搭載されていたメモリモジュールですが2004年5月より新マザーボードの発売によりメインメモリ市場でも搭載可能になりました。第2世代DDR2-SDRAM。
PC5300
(DDR2 667)
実クロックは667MHzになります。NVIDIA nForce4 SLI Intel Edition/AMD Edition、Intel 955X/945P/G/965P/G/975Xのチップセットに対応したマザーボードで動作可能な製品です。第2世代DDR2-SDRAM。
PC6400
(DDR2 800)
実クロックは800MHzになります。NVIDIA nForce 680 SLI Intel/AMD Edition、Intel P965/G/975X/P35/G33のチップセットに対応したマザーボードで動作可能な製品です。第2世代DDR2-SDRAM。

SD-RAM

PC100

旧規格の100MHzで動作するメモリです。Intel社製CPU Socket370対応システムボード(マザーボード)やAMD社製CPU SocketA対応システムボードで動作します。 現在の主流とはかけ離れていますが市場には多く出回っている製品のひとつです。ノートパソコン用はPC100 SO-DIMMと表示されたものです。
PC133 旧規格の133MHzで動作するメモリです。Intel社製CPU Socket370対応システムボード(マザーボード)やAMD社製CPU SocketA対応システムボードで動作します。 現在の主流とはかけ離れていますが市場には多く出回っている製品のひとつです。ノートパソコン用はPC133 SO-DIMMと表示されたものです。

Direct
RD-RAM

PC800

Intel社製CPU Pentium4 423pinでは最適化された動作をするメモリとして発売されました。現在主流のDDR-SDRAMよりも性能がよいことが知られていますが高価な点やシステムボード(マザーボード)の普及率が悪いため影を潜めている製品になります。製品特徴は400MHzを倍速動作するメモリです。
   
   
ハードディスク(HDD)
HDD(ハードディスクドライブ)とはプログラムやさまざまなデータ、OS(基本ソフト=WindowsやMacOS、LinuxOS、Unix等)を保存、記憶しておく機器です。この機器は消耗品と一緒でビデオテープと同じように繰り返し使えば壊れていきます。HDDの規格にはIDE規格、シリアルATA規格、SCSI規格があります。
   
HDDの規格では通常IDEと呼ばれる規格を使用します。このIDE規格の中にはATA133、ATA100、ATA66、シリアルATA等があります。また、ハードディスクの速さとして7200rpm(回転)、5400rpm(回転)があります。デスクトップ用HDDには3.5インチという少し大きなHDDになります。右にある写真がそれにあたります。ノートパソコン用HDDには2.5インチという小型のHDDを使用します。このHDDはメーカー製、ショップブランド製問わず同じものを使用しています。HDDには記憶容量があり40GB、80GB、160GB、200GB、300GB等で記憶容量が変化します。TV録画などは大きいHDDが余裕がありますね。HDDは換装作業ができメモリやCPUと同様に交換ができます。ただし、システムボードやOS(Windows等)の制限によりすべての記憶容量を使えない場合があります。Intel 865チップセット以降のシステムボード(マザーボード)にはシリアルATAをメインに搭載してます。915チップセット以降はシリアルATAやその後継規格のシリアルATA2接続のみしか搭載できない規格になっています。ATA100/133のIDE HDDを搭載する場合は別途IDE 100/133の拡張カードが必要になりました。

   
 グラフィックス(ビデオ)カード

3Dゲームや3DのCAD、3DCG製作等に威力を発揮するのがこのビデオカード(VGAやグラフィックスカード、グラフィックアクセラレータなどの呼び名があります)通常の事務用途では必要ありません。そのためマザーボードに付属しているオンボードグラフィックスを搭載しています。Intel815E/845G/GE/865G/915G/945GやnVIDIA nForceなどです。最近のオンボードグラフィックス性能は以前より格段に向上し軽い3Dゲーム等にも耐えるものになりました。また、ノートパソコンでもAGP/PCI-E接続のGeForce GOチップやATI RADEON Xチップなどが搭載されデスクトップ並みの性能を獲得しています。3Dゲームを重視するユーザーであれば店頭モデル(大手メーカー製)ではなくショップブランドや直販メーカーモデルがオススメです。もちろん、デュアルディスプレイ環境構築等にもビデオカードの存在は必須となります。PC購入の際は必ずスペックを確認しAGPスロットやExpress x16スロットに空きがあるか確認して購入しましょう。なお、PCI Express x16とPCIはまったく別物なので間違わないようにしましょう。
   
グラフィックスカード(デスクトップ用)の主流メーカーはnVIDIA、ATI、SiS、MATROX等があります。グラフィックスカードの規格にはAGP(グラフィックスカード専用)とPCI(汎用)という2種類があります。AGPには2x、4x、8xと倍速がありますがこの速度差は実用上あまり関係ありません。最近のグラフィックスカードではどのメーカーもあまり変わりません。MatroxやSiSは2D専用、ATI、NVIDIAは3D専用みたいな感じでおすすめします。現在はPCI Express x16に代わりAGP仕様のグラフィックスカードは旧世代カードとなりました。

ビデオカードの性能を決める要素の一つが、そのビデオカードがどんなビデオチップを積んでいるかということです。
ビデオチップとは、静止画や動画をディスプレイに表示させるための計算や処理を専門とするプロセッサ(チップ)のことを指します。ビデオカードの写真では、大型のファンやヒートシンクの下に隠されているため、直接見ることは難しいです・・・。

例えばnVIDIAはGeForce4シリーズ、FXシリーズ、GeForce 6xxxxシリーズ、GeForce 7xxxxシリーズが出ています。ATIはRADEON 9xxxxシリーズ、Xシリーズが今の主流です。ビデオチップの性能を見る方法としてはベンチマークソフトを使うのがわかりやすいでしょう。ビデオカードを買うときの着眼点としては、以下を見るといいでしょう。

-ブランド(ある程度の名が知れたメーカー製なら故障時の対応がいいかも^^;日本支社があるメーカーがいいですね^^;)
-冷却機構(高い製品には、静かで効率的なファンやヒートシンクを積んでいるものがあります)(ファンレス仕様もいいかも)
-インターフェースの数と種類(DVI入力端子付きの液晶ディスプレイとデジタルで接続する場合は、DVI出力端子付きのビデオカードを選ぶ必要があります。アナログの場合はD-Subピンがついているものを選びましょう)
-大きさ(コンパクトなキューブ型・ブック型筐体の場合、大きさの小さいカードでないと入らないことがあります。通常はロープロファイル対応製品を使用します)
-バスの種類(AGP世代のマザーボードにはAGPの、PCI Express世代のマザーボードにはPCI Express x16のビデオカードしか搭載できません。例:マザーボード側がAGP4x対応の場合、AGP8xビデオカードが動作可能です。ただし、マザーボード側がAGP2x対応で、ビデオカード側がAGP8xは動作不能となる場合が多々あります。最悪の場合壊れるのでしないように。)
-付属ソフト(大手メーカーの製品には、ゲームなどのソフトウェアがバンドルされているものやスクリーンセイバー等が付属しています。)
-クロックアップ(一部のメーカーの製品は、ビデオチップをオーバークロック状態で動かすことで、他社製品より高速に動くものがあります)(※故障が起きる確率が高くなるのでなるべくなら定格動作製品がお勧め)
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1256012(教えて!gooより一部抜粋)
NVIDIA(エヌビディア) ATIテクノロジーズ(エーティーアイ)
GeForce 6xxx、7xxx、8xxx シリーズ等(Ultra、GTは無印(PCI-Eの場合はGS)よりも高性能)PCI Express x16対応が主流。AGP版は1世代前へ RADEON X1xxx、RADEON HD 2xxxシリーズ等(XTやProは無印よりも高性能)PCI Express x16対応が主流。AGP版は1世代前へ
Matrox(マトリックス) Silicon Integrated Systems(SiS)
 Matrox Parhelia シリーズ等(2D処理はピカイチ)3D処理も強化された製品も徐々に出始めています。 Xabre(セイバー) シリーズ等(最近は影が薄いです)
   
 サウンドカード

通常用途に使う、音にこだわらないならオンボードサウンドで十分です。オンボードサウンドは貧弱ではありますが真空管サウンドや5.1chサウンド、6chサウンド搭載マザーボードもありますので一概には言えないかもしれません。
基本的には、マザーボードのおまけで付いています。これはメーカー製、ショップブランド製を問いません。メーカー製の場合はYAMAHAやローランドなどの大手からチップセットを供給しオリジナルの音源をつけています。ショップブランド製はマザーボードメーカーが標準でつける音源を搭載しています。音にこだわらないならサウンドカードは不要になります。ただ、マザーボードにも音源(オンボードサウンド)が搭載されていない製品もありますので注意が必要です。

有名なメーカーと言えばクリエイティブ、ヤマハでしょう。また、音響メーカーからも多種多様な製品が出ています。これらの製品を活かすにはスピーカーの選択も重要です。サウンドカードが良くてもスピーカーが貧弱だと無駄な買い物になってしまいます。特にノートパソコンのスピーカーは貧弱なものが多いのが現状です。外付けスピーカーで聞くとよりよいサウンドが楽しめるかもしれません。
 
CD-ROMドライブ(CD-R/RW/ROM/DVD±R/RW/DVD-RAM/ROM)
今や読み込みだけのCD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブの時代は終わり、下位機種でもCD-R/RWは搭載されています。やはりオリジナルCD作成や音楽CD作成、バックアップCD作成くらいはしたいですよね。現在の主流はDVD±R/RWドライブになります。まだまだ、DVDの規格が乱立しているのでこれ一台で十分かは疑問です。しかしながら今のお買い得製品はDVD±R/RW(DVD-RAM書き込み不可)ですね。CD-R/RW+DVD-ROMドライブ(コンボドライブ)やCD-R/RWドライブも人気があります。
内蔵ドライブの規格にはSCSIIDEの2種類があります。基本的にはHDDと同じようなものです。また、外付けドライブの規格にはUSB規格があります。USB規格には2種類あり、USB1.1とUSB2.0があります。最近の主流はUSB2.0になります。WindowsMeや2000の頃はUSB1.1でしたがWindowsXP搭載機種のほとんどはUSB2.0に変わりました。また外付け規格にはIEEE1394(SONYではi Link)があります。ブルーレイ対応製品も徐々に出始めています。

CD-ROM/DVD-ROM CD-ROMドライブはCD-ROM/CD-R/RWを読み込む事が出来ます。DVD-ROMドライブはCD-ROMドライブにDVD-ROM読み込み機能を追加した製品です。最近のDVD-ROMドライブではDVD-R/RWやDVD+R/RW、DVD-RAM(DVD-RAMの場合は規格が対応している場合)が読めます。
CD-R/CD-RW CD-ROMドライブの読み込み機能とCD-Rメディア、CD-RWメディアの書き込み機能がある製品です。CD-Rメディアは一度だけの書き込みが出来ます(追記可能)、CD-RWメディアは書き込み、書き換え、消去が最大1000回(実質40回前後)出来ます。
DVD±R/RW/RAM CD-ROM、DVD-ROM、CD-R/RW機能を搭載し、更にDVD-RメディアやDVD-RWメディア等に書き込める製品です。DVD-R/RWドライブはDVD-RとDVD-RWのみに書き込めます。DVD+RやDVD+RWメディアには書き込めません。ご注意ください。DVD+R/RWドライブの場合はDVD-R/RWドライブと逆の事でDVD-RやDVD-RWに書き込むことが出来ません。DVDマルチプラス(DVDスーパーマルチ)ドライブはDVD-R/RWメディアに書き込めるのとDVD-RAMにも書き込めます。また、DVD±R/RWドライブはDVD-RAM以外のDVD-Rメディア、DVD-RWメディア、DVD+Rメディア、DVD+RWメディアに書き込みが出来ます。現在の主流はDVDスーパーマルチ(DVDハイパーマルチ(2層式(DL=ダブルレイヤー)対応))です。
HD DVD HD DVD規格に対応した新世代DVD規格。1層タイプのディスクで記憶容量15GB、2層タイプでは30GBの容量を実現する。
BR “Blu-ray(ブルーレイ)ディスク”(略称BD)と呼称する。1層タイプのディスクで記憶容量25GB、2層タイプでは50GBの容量を実現する。ファイルシステム規格には“UDF 2.5”を用いる。ディスクの種類としては、読み取り専用の“BD-ROM”、追記型記録ディスクの“BD-R(Recordable)”、書換型記録ディスクの“BD-RE(Rewritable)”の3種類が存在する。ハイビジョン映像記録用として、BD-REが最も早い時期に規格化され、2002年6月に“BD-RE Ver.1.0”として策定された。
MO フロッピーディスクの大容量版ってとこですかね。書き込み、書き換え、消去を行うビジネスシーンではこれが主流になっています。
   
フロッピーディスクドライブ
今やフロッピーディスクドライブ自体、メーカー製PCでは搭載しないものが多くなりました。ショップブランド製でも搭載しない製品が多くなりつつあります。しかし、ドライバ(周辺機器を認識させるプログラム)等に使うシーンがまだまだ多く、起動ディスクが必要なOSを入れる場合にも使いますので重要なものではないでしょうか。
   
ケース
パソコンの用途などに応じてケースも変わります。メーカー製パソコンの場合はスリムケースをよく使っています。ショップブランド製ではミドルタワー、スリムケース、キューブなどいろいろあります。ケースによって拡張性が変わりますので自作する方は要注意です。例えばQuad Core等はCPU単体で100W超消費しているので大容量電源(450W以上)が必須になります。また、Pnetium 4/Core 2専用ソケット等の独自ソケットが必要なものもあるので注意が必要です。詳しくは店員さんに聞くことをオススメします。
ATXやマイクロATXなどの規格があります。電源ユニットは430W程度あれば十分実用性に耐えます。

 

   
キーボード・マウス
キーボード、マウスにはPS/2、USB規格の2種類があります。メーカー製パソコンの場合はUSB規格が多いです。ノートパソコンの付属品にもUSB規格が使用されています。ノートパソコンの場合はトラックパッドがありますね。
右にある写真がキーボード、マウスになります。

 

モニター
現在の主流は液晶モニターで特に液晶モニターは種類が多いので悩んでしまいがちです。店頭メーカー製PCの液晶を自作パソコンやショップブランドパソコン、直販メーカーパソコンに使うことが出来ないなどちょっとした調査が必要です。モニターは目を大切にするために安価だからとかケチらずに良いものを購入することをオススメします。
【文字の大きさ=ドットピッチ】
モニタサイズ   解像度      ドットピッチ
12.1インチ 1024x768(XGA)  0.24mm
15インチ  1024x768(XGA)  0.297mm
16インチ  1280x1024(SXGA) 0.248mm
17インチ  1280x1024(SXGA) 0.264mm ★Windows標準解像度
18.1インチ 1280x1024(SXGA) 0.2805mm
19インチ  1280x1024(SXGA) 0.294mm
20.1インチ 1600x1200(UXGA) 0.255mm
21.3インチ 1600x1200(UXGA) 0.270mm

比較して下さい。数字が小さい=細かいです。
つまり、標準での文字やアイコン等の大きさは
15>19>18.1>21.3>17>20.1>16>12.1  です。

【PCでのフルカラー(1677万色)呼称】
フルカラー+10bitガンマ補正(10億6433万色中1677万色)
フルカラー(8bit 1677万色)
フルカラー相当(6bit+FRC 1677万色)
擬似フルカラー(6bit+FRCorDithering 1619万色)
モニター参考ページ
各社モニター性能比較表
http://pc-souko.jp/monitor.html
「アーム計画。」
http://armkeikaku.hp.infoseek.co.jp/
DVI情報広場(現在、掲示板のみ活動中)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/9439/
DVI情報Wiki(現在、活動中)
http://cgi.f18.aaacafe.ne.jp/~colortv/pukiwiki.php?FrontPage
高級フィルタの実際
http://from.milkcafe.to/filter.htm
ASCII24
http://db.ascii24.com/db/review/peri/monitor/
sharp液晶ライブラリー
http://www.sharp.co.jp/products/lcd/index.html
Navigator LiquidCrystalDisplay(液晶モニタ詳細)
http://www.nona.dti.ne.jp/~d-space/column/index.html
   *このページの構成にはASCII24 デジタル用語辞典IT media IT用語辞典から引用している部分があります。
   
*Windows XP SP2についてはテンプレをご覧ください。TOPページはこちら    

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