勝手に総評
総評・・・・
大幅な性能向上は無いものの基本的な能力は若干向上しています。最新の技術を取り入れなるべ
く使いやすいようにとの配慮もみられます。人気があるのはノートパソコンでモバイル環境下でもマ
ルチメディアが十分楽しめる要件を満たしています。パソコンの価格も全体的に落ち着いている傾向
です。
大学生や専門学校生、短大生ならシンプルな構成のDELL、エプソンダイレクトなどがお勧めです。
価格も安いのが特徴ですが一応、何でも出来て、フリーズしにくいと言う点は注目でしょう。卒論や
レポートを書くときにフリーズしてデータ消滅なんて事が無いようなパソコンがいいですね。もちろん
大学、自宅間を持ち運ぶには軽く性能のいいパソコンとしてDELL、富士通、松下電器、SONYをお
勧めします。B5ノートは何かと便利なので学生には一番いいでしょう。PentiumMにかわりCeleronM
搭載機種が豊富にラインナップされ長時間駆動など性能が向上しています。
これからはワイド液晶搭載機種が標準となります。Windows Vistaに十分対応できるようメモリは最
低1.5GB、グラフィックはビデオメモリ256MBは必要でしょう。
家族PCなら、ファミリーキーがついているNEC、富士通がいいですね。TVチューナーで高画質の映
像が見たい方はSONYが良いでしょう。富士通やNECのTVチューナー以前のより性能が向上しノイ
ズが軽減され液晶も更に綺麗になりました。Y/C分離機能やノイズ軽減、静音対策が更に進み機
能面、実用面で充実化しています。ただし、根本的にデザイン重視となりどのメーカーを購入しても
特色が出にくい状況下にあります。
(*TVを視聴する場合は現在TVに接続しているアンテナケーブルをPCに取り付ける必要があります。アンテナケーブルを分岐したり、配線を
やり直す工事が必要な場合があります。また、画質は電波状況、PCの置き位置により画質が変化します。電波状況の悪い場合は高画質で
視聴、録画は出来ません。PCの配線周りのノイズにより変化する場合がありますがメーカー製のPCを使用している場合はノイズ対策をして
あるので神経質にある必要はあまりありません。PC購入の際はあらかじめPCの置き位置を決めておくことをお勧めします)
ほとんどのメーカーが地上デジタルに対応していますが安い製品はアナログチューナーのものもあるので
注意が必要です。
PCの知識、トラブル対処に少しでも自身のある方はショップブランドPCをお勧めします。シンプルな
構成に拡張性の高さを重視、最新パーツを使うのでメーカー製よりも高性能で安く出来ます。本体
のみの販売なので直販メーカーパソコン同様にモニターの使いまわしが可能です。2005年はIntel系
はLGA775版、AMD系はSocket939版が主流となっています。また、ビデオカードにしてもPCI-Express
x16が主流となりました。
(*メーカー製PCのモニターでの使いまわしが出来ない場合があります。モニターの接続端子がD-Sub15ピンまたはMini
D-Sub15ピンの場合は
使い回しが可能です。しかし、Mini
D-Sub15ピンがサポートしていないものありますのでご注意ください。モニター端子がDVI端子の場合はDV
I端子が付いているビデオカードを搭載してある機種に限られます。また、AGPスロットがある場合はAGPスロットにDVI端子搭載ビデオカード
を購入し接続する事で使う事が出来ます。2002年より発売している富士通、NEC製パソコンは特殊端子なのでショップブランド製や直販メー
カー製、他社メーカーのPCでは使う事が出来ません。ただし、変換アダプタを使えばショップブランド製、直販メーカー製、他社製PCで使う事
が可能です)
(*DVI端子搭載ビデオカードはnVIDIA、ATIテクノジーズ、Matrox等が出している内蔵PCI-Express x16スロット接続ビデオカードになります。
主なメーカーとしてAOPEN、ASUS、MSI、GIGABYTE、PROLINK、ELSA等が発売しているnVIDIA
GeForce8、Geforce6、ATI RADEON、
RADEON Xシリーズに搭載されています。パッケージにDVIの文字があればたいてい搭載されています。
(*オプションの場合もあります)詳しくは店員に相談してください)
ご注意
店頭メーカー製デスクトップパソコンの注意点
拡張性としてPCIスロットが1スロット空いている場合がほとんどです。PCI-Eスロットが無いため3D関
係の重たい処理、ソフトでの最低動作環境を満たす場合はPCIスロットにビデオボード(VGA)を増
設することになります。PCI-Eスロットに空きがある場合はPCI-Eにビデオカードを増設する事でゲーム
問題を解決できます。処理の激しい3Dゲームや3D
CAD等をしない方にはあまり関係ありません。
もう一点、TVチューナー付(付かないものでも)ビデオキャプチャーボード等を増設する際にはチップ
セットの相性、ボードの大きさにご注意ください。スロットにヒートシンクやファンが干渉し増設できな
いトラブルもありますのでパソコン内部を一度確かめて見ることをお勧めします。また、外付けの場
合はUSB端子の転送容量にも注意が必要です。USB1.1規格の場合は転送が遅いためボルトネック
になる可能性があります。USB1.1はWindows98、2000pro、Meの時代のパソコンに搭載されています。
現在のパソコンにはUSB2.0と転送の速い端子になっています。増設機器の端子は必ず自分のPC
にあるか確かめてください。
店頭メーカー製ノートブックパソコンの注意点
PentiumMやCeleronMの省電力+ハイパフォーマンスモデルが多く登場しています。バッテリー持
続時間が以前よりも長く3時間程度となっています。カタログでは2時間〜4時間と表記されている
モデルも登場しています。ノートPCでゲームや3Dを扱う場合もバッテリーの残量に以前よりも注意
しなくてよい環境になりました。頻繁にバッテリーに充電を繰り返し使う場合は寿命が2年ともちま
せんので、AC接続時にはバッテリーを外してください。詳しくは検索エンジンで調べるといいでしょ
う。ノートパソコンの場合は一般的に増設はメモリのみとなります。
直販メーカー製デスクトップパソコンの注意点
最新の製品をすぐに投入するので、ドライバ更新が頻繁にある場合があります。初心者の方には
大変な作業になる場合もあります。通常は上記の店頭メーカー製と変わりません。サポートもメー
カーにより充実していますのである程度安心できます。
直販メーカー製ノートブックパソコンの注意点
店頭メーカー製のシンプル版と考えていいでしょう。静音設計ですが、実際に音を聞いてみる必要が
あります。また、画面の質、明るさなども注意点です。バッテリーの寿命は店頭メーカーとほぼ同様と
考えて構いません。端子類には若干注意が必要です。USB端子の数やIEEE1394(i-Link)、光デジタ
ルオーディオ出力端子、メモリーカードスロット、PCカードバススロットが無い機種もありますので注意
が必要です。最近の機種では店頭メーカー製と同様にフロッピーディスクドライブ(FD)が無いものが
あります。
ショップブランドデスクトップパソコンの注意点
最新の製品をすぐに投入するため、相性問題やドライバ更新が頻繁にある場合があります。大手と呼
ばれるショップブランド(Faith、PC工房、DOS/Vパラダイス、TWO-TOP、フロンティア神代、パルテック)
などは相性問題を回避するため独自のテストを行っているので安心して購入できます。ただし、マザー
ボードメーカーのBIOS更新、ドライバ更新は自己責任で負う事になりサポートは受けられません。大手
ショップの場合は製品保証は1年間がほとんどになります。
ショップブランドノートブックパソコンの注意点
静音、排熱、画質、明るさ、端子類を注意してください。PCによってはデスクノートタイプになりバッテ
リーが無いものもありますので注意が必要です。増設は一般的にCPU、メモリ、HDDの換装が出来
ますが、仕様によりCPU換装が出来ないものもあります。メーカー製との違いはPCの厚さとドライバ
類のサポートの違いです。ドライバの更新を行う際はマザーボード製造元やグラフィック製造元など
とインターネットを走り回らなくてはならない場合がほとんどです。
当サイトではショッピングが可能な直販メーカー、ショップブランドメーカーとのリンクを張っています。自分
のスタイルに合うパソコンが見つかればいいなぁと切に願います。一番よいのは近くのショップで使い心地
を確かめて購入することが望ましいのですが当サイトで紹介しているショップブランド、直販メーカーなら様
々な保証プログラムを用意していますので是非サイトを除いてみることをおすすめします。
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